家庭用超音波治療器、US PRO 2000 2nd Editionの使い方や、3ヶ月ほど使ってみたレビューをしたいと思います。
セット内容
本体、電源アダプター、ジェル、取扱説明書です。
本機は有線で電源を供給するタイプです。
ジェルは、超音波を体内に伝導させるために必須となっていますが、付属のものはあまり伸びが良くないし、すぐ乾くのでお勧めできません。
超音波美顔器用ジェルなどが安価で手に入るので、そちらを購入した方が良いです。
使い方
▼本体のスイッチを押し上げると電源が入ります。
ここからしばらくウォームアップに入ります。
▼ウォームアップ中は6つあるランプが回転するように点灯していきます。
▼ウォームアップが終わると全てのランプが点滅します。
▼水滴を垂らして超音波が出ているかチェックします。
水滴がプルプル震えているのが分かると思います。
ウォームアップが終わったら、モードと時間を設定すると、超音波が照射されます。
モードにはH(High)、M(Middle)、L(Low)があり、詳しいことは分かりませんが、超音波の強さだと思っておけば良いかと思います。
私はもっぱらHighで使用しています。
▼このプローブと言われる部分を患部に付けて使います。
患部の周りでゆっくり円を描くように使います。
時々一箇所に集中的に当てると、奥底の筋肉がキュ〜っと掴まれたような感覚になることもあり、しっかりと超音波が出ている実感があります。
しかし、一箇所に長く当てると段々痛くなってくるので控えた方が良いです。
目的と運用方法
私の目的は、「趣味のランニングができなくなる程の長引く腰痛の治療」でした。
1年前に発症してから、月間300〜400kmほど走っていたものが、ほとんど走れなくなってしまっていました。
何とかランニングを再開したいと思っていたところ、通っていた鍼灸院で施術してもらった超音波治療が案外良かったのです。
しかし、鍼灸院での施術は5分程度だし、割高です。
在宅で、比較的安価でケアできるものがないかを探していたところ、US PRO 2000に辿り着いたのです。
US PRO 2000をどのように運用したのかは以下です。
毎日夜15分使用
ランニングをする日は朝15分、ランニング後に15分
鍼灸院は行かない
今年の2月頃から上記運用でランニングを再開しました。
すると、痛みはあるものの、次第に走れない痛みではなくなってきて、最長でも5kmだった走行距離が、10km、15kmと伸びてきて、今では22kmまで走れるようになりました。
月間走行距離も170kmまで回復させる事ができたのです。
もちろんストレッチなどもやりますが、超音波を当てると痛みが本当に和らぎます。
3ヶ月使ってみて
目的と運用方法にも書きましたが、殆ど走れなかったものがランニング中級者レベルの走行距離まで走れるようになり、やはり効果はあったと言わざるを得ません。
多少無理しても「US PROがあるから」と安心する事ができるようになりました。
しかも、US PRO 2000は価格が25000円しない程度と、比較的安価(鍼灸院などにあるものは4〜50万程度)のため、コスパが非常に良いです。
日常的に運動される方には、本当に強い味方だと思いますので、強く購入をお勧めします。