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箱根の仙石原にあるススキの原一の湯に宿泊してきました。
ススキの原一の湯は今年の8月に別館を開業していて、今回はそのできたばかりの別館に宿泊しました。
こちらが建物外観です。
なんと隣がファミリーマートです(笑)
まずはチェックインのためロビーへ向かいます。本館側にロビーがあります。
下の写真の右側が本館客室棟、左側がロビー、大浴場、本館食事処がある棟です。
左奥の階段の先に本館の食事処がありました。
右を向くと大浴場の入り口があります。
浴衣はいろいろ選べるようになっています。
チェックインを済ませ、いざ別館へ!
こうして見るとなんとなくマンションのような佇まいですね。
エントランスを抜けると右側が食堂となっています。
廊下はこんな感じです。
一の湯では部屋係がいないので、荷物を自分で持って部屋まで行く必要があります。
お部屋
別館はできたばかりで情報がまだ少なかったので、どんな部屋なのかと少し心配していましたが、なかなか良い部屋でした。
玄関側から撮影したものです。
大きなソファが壁側に配置されています。このソファがかなり寛げました。部屋が良かったと思った理由の7割くらいはソファのおかげです(笑)
続いて窓側から撮影したものです。
和モダンな空間にベッドが2つ配置されています。
玄関はかなり狭いです。
見て分かる通り、部屋を出るときに扉がサンダルに引っ掛かります。
続いて洗面所です。
左奥がトイレ、右がお風呂の洗い場です。
洗面所は人によっては少し暗いと感じるかもしれません。
トイレはやはりできたばかりなので清潔感があります。
洗い場は少し狭いですが、大人1人で身体を洗うには十分なスペースと言えます。
そして洗い場の右側が温泉風呂となっています。
かなりぎりぎりのスペースに作ってある印象を受けました。
L字型の少し変わった造りをしていますが、大人2人で余裕な広さでした。
居室の窓から風呂が覗けるようになっています。
湯船に浸かった眺めです。
部屋風呂は、一応加水と加温をしているのですが、仙石原の温泉らしく少し硫黄の臭いがして、温泉に入っている実感が得られるお風呂だと思いました。
お風呂の窓は引き戸になっていて、左にずらすことで露天風呂的な感じにすることができます。
ただ、窓が開くことに気づいたのがチェックアウト直前で、残念な思いをしました。窓、開かなそうに見えるんですもん。
こういう所が、部屋係がいないデメリットかなと思ったりしました。
これから泊まる人は是非、窓を開けましょう!
大浴場
大浴場は別館を出て本館に行く必要があります。
例によって写真は撮っていないのですが、露天風呂が濁り湯で相当硫黄の臭いがします。
これぞ温泉という感じで大満足でした。
お食事
食事は食事処で食べます。
まあちょっと殺風景かな~と思いました。
メインは豚のしゃぶしゃぶ。
とはいえ侮りがたし、出汁のしゃぶしゃぶなので、お肉にしっかりと味が染みて想像していたより美味しかったです。この出汁は本館のお土産屋で買うことができます。
鶏の味噌チーズ焼き。
急にジャンキーなものが出てきたなと思いましたが、これもなかなか美味しい。
金目の煮つけです。
金目まで出てくるとは思っていなかったので、びっくりしました。金目は間違いありませんね。
しゃぶしゃぶには生卵が付いてくるので、美味しい出汁で最後におじやを作ることができます。
そしてさらに、金目の煮汁をご飯に(笑)
夕食はセルフサービスの飲み放題(1時間半)が付いていて、生ビールやハイボール、日本酒などがいただけます。ビール党には良いかもしれません。
続いて朝食です。
まあ定番といったところですが、鳥団子の田舎汁がいいお味でした。
お豆腐が一の湯豆腐と命名されており、これもなかなかでした。
評価は?
部屋 ★★★☆☆
風呂 ★★★★☆
食事 ★★★☆☆
サービス ★★☆☆☆
部屋に関しては、ソファがとてもくつろぎ易かったし、露天風呂も窮屈さがありながらも十分だと思えました。
ただ、玄関が狭い、エアコンがうるさいなど、我慢ポイントがあります。
お風呂に関しては、やはり濁り湯である点が気に入りました。
食事に関しては、食堂で少しうるさかった点はありますが、味付けが工夫されていて満足できました。
サービスに関しては、そもそも部屋係などを作らないセルフサービスの宿なので致し方ないと思われます。
総評
総合的にはかなり泊まってよかった、リーズナブルな宿でした。
デメリットを上回るメリットを感じられたと思います。
部屋係がいない、客室棟がマンションの様である点も、温泉に泊まりに来たら宿の人には放っておいてもらいたい、気楽に過ごしたいという人には持ってこいかもしれません。
また、宿の隣にコンビニがあり、お酒や食材をすぐ手に入れられるので、素泊まりでさらに安く泊まって、「自分たちだけの時間を過ごす」といった使い方ができると思います。
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