
アディゼロEVO SL EXO
2026年2月26日にadidasより発売となった「アディゼロ EVO SL EXO」
人気の高いEVO SLシリーズの最新作となっていますが、
東京マラソンEXPO(2/27)で購入し、なんと本命の東京マラソンで着用したのでレビューしていきたいと思います。
買ったばかりのシューズをろくに試走せず本番投入、しかも東京マラソンというビッグレースで使うのはかなりチャレンジング、おそらく私だけだと思います。
特徴
EVO SL EXOの特徴を見ていきます。
平均重量
230g(27cm片足重量)とアディゼロシリーズでも最軽量級で、デイリートレーニングからレースまで負担なく使用可能な重さです。
アッパー
前作から採用されたウーブンアッパーを引き継ぎ、さらに「エクソスケルトンフィットシステム」を新たに採用。
「エクソスケルトンフィットシステム」はアッパーに配された外骨格のようなプリントで、足のブレを抑え安定した走りを可能とします。
ミッドソール
フルレングスのLIGHTSTRIKE PROを搭載し、弾むようなクッション性と高いエネルギーリターンを提供します。
また、ドロップは6.5mm(ヒール:38.5mm/前足部:32mm)と、一般的な厚底シューズよりは控えめです。
アウトソール
前足部にContinental™ラバーがあり、ミッドフット、フォアフットでの着地におけるグリップ力を高めてくれます。
また、カーボンプレートは入っていないものの、中足部にはナイロン製の「ドックボーン」が存在し、LIGHTSTRIKE PROだけでは出しにくい反発性を高めています。
東京マラソンでの着用感
まず、東京マラソンの私の記録ですが、ネットタイムで2時間50分22秒で、目標タイム通りの結果でした。
結果が示す通り、直前でEVO SL EXOを採用したのは大正解だったと言えます。
何が良かったのか一つ一つ見ていきます。
LIGHTSTRIKE PROとドックボーン
LIGHTSTRIKE PROによって、柔らかなクッション性を感じるものの、ドックボーンによって反発性がかなり強調されるため、跳ねるような感覚で自然と推進力が生まれ、かつスピードが安定しやすかったです。
Cブロックスタートで前半かなり飛ばす計画でしたが、最初の下りとEVO SL EXOの推進力がマッチ、前に進む感覚が病みつきになりました。
また、35km過ぎの辛い局面も、ミッドフットで真下に着地することを意識することでレスポンス良く反発が帰ってくるため、相当に助けられました。
ドロップ6.5mm
特徴にも記載したとおり、ドロップについては一般的な厚底シューズより控えめです。
ナイキのベイパーフライなども履いたことがありますが、無理やり前傾させるコンセプトのシューズでは直立すると前に倒れこんだり、走行中姿勢によって筋力が足りない場合はふくらはぎに相当なダメージが入ります。
しかし、EVO SL EXOはドロップが小さいため、直立する、歩く際はあまり前に向かって倒れるような感覚がありません。
走行中も無理に前傾してしまう感覚はないのに快適な推進量が生まれるという、絶妙なバランスに設計されていると感じました。
事実レース後はふくらはぎの筋肉痛がほとんど無い状況です。
エクソスケルトンフィットシステム
軽量化に一役買っているであろうウーブンアッパーは薄手で、これだけでは高速走行時のブレが心配されます。
しかし、外骨格であるエクソスケルトンがサポートすることによって、スタートからゴールまでを通して"自分の足という安定した乗り物"に乗って進んでいる感覚を得られました。
軽さ
Continental™ラバーの節約、ウーブンアッパーの採用で必要最低限の重量となっており、本当に軽かったです。
特に恩恵が大きかったのは38km過ぎです。補給やペースはほぼ計画通り完璧でとても調子が良かったですが、38kmを過ぎれば必然足が重くなります。
それでもEVO SL EXOの軽さによって、足回しがスムーズとなり、失速は最小限に抑えられていると実感しました。
東京マラソンでのEVO SL EXOの活躍
最初にも書きましたが、東京マラソンでのEVO SL EXO初投入は、大成功でした。
2時間50分でのゴールを目標としていたものの、なんだかんだ後半失速して2時間52,3分くらいにはなってしまうだろうと思っていたからです。
この2,3分を縮められたのは、前半の高スピード×中盤の安定性×後半の失速防止に一役も二役も買ったEVO SL EXOのお陰と思っています。
東京マラソンEXPOでこのシューズに出会えたことに感謝です。
どんな人に向いているか?
最後に、EVO SL EXOを東京マラソンで使用してみて、どんな人に向いていると思ったかを記載します。
まず、着地についてはミッドフット、フォアフットのランナー向きです。
Continental™ラバーは前足部をカバーするように配されていますし、ミッドフット、フォアフット着地はエネルギーロスなくドックボーン反発の恩恵を受けられるからです。
次に走力については、元々が3時間半からサブスリーくらいのランナー向けのシューズとのことでしたが、4時間半からサブフォーくらいのランナーのトレーニング・レースシューズとして十分活躍できると感じました。
その理由としては、クッション性の高さとドロップの小ささが挙げられます。
走行時間の長いランナーにとって、クッション性が高いほど足へのダメージが少なくなります。
また、ドロップが控えめであるため前傾し過ぎることがなく、さほど筋力強化しなくても運用ができると思われます。
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