いびきリングって効果あるの？試してみた！

いびきリングという指輪があるのをご存知でしょうか？

使用することでいびきを軽減できるという「指輪」のことです。小指に装着することで、つぼを刺激し、睡眠中に上気道（喉）の筋肉を動かすことにより舌の落ち込みを抑制し、いびきを改善するというものです。

↓のように、指輪の内側にでっばりがついています。

米粒のようなものが付いている方を小指の内側、つまり薬指側にして装着するようになっています。実際に装着するとこんな感じ。

サイズはS・M・Lとありますが、サイズが合わないと効果を示さないので、自分の小指のサイズをしっかり測ってから購入した方が良いです。

男性なら左の小指、女性なら右の小指に付けることになっています。

今回はこのいびきリングの効果を検証してみたので、説明していきたいと思います。

いびきの観測アプリ

効果を検証するには客観的なデータが必要です。

寝ている間、家族にいびきをかいているか聴いてもらうなどの方法もありますが、もう少し具体的なデータが欲しいところです。

実はいびきリングを購入するきっかけとなったのが、最近花粉症になり、耳鼻咽喉科で診察をしてもらったところ、「喉が赤いですね、いびきとかかきます？」と言われたことです。

いびきで喉を傷めている恐れがあるとのことで、検査器具の貸し出しを勧められましたが、とりあえずスマホアプリで何とかならないかな？と探してみたところ、良いのがありました。

「いびきラボ」というアプリで、いびきの観測が可能となっています。有料版は少しお高いですが、いびきの推移を傾向として把握できるようになっていて大変便利です。

一応リンクを貼っておきますので、興味のある方はダウンロードしてみてください。

使用前のいびき

いびきリングを使う前の私のいびき状態を調べてみたところ、以下のような状態。まあこんなにもひどいとは思ってもみませんでした。

いびきラボでは、いびきの音を４段階で評価していて、喧噪・激しいの評価は相当大きな音を検知していることになります。また、いびきスコアというのを出してくれて、これはどれだけいびきをかいていたか、またうるさかったかの指標となります。いびきスコアの通常はだいたい２５くらいだそうです。

私の場合、喧噪・激しいいびきをかいている時間が１～２時間。いびきスコアは５５～８５であり、いびきがとても酷いことが分かりました。

また、いびきラボはいびきの音を録音してくれるので聴いてみたところ、「グルルルルルと」、まるで獣の唸り声のような音でした。

使用後のいびき

さて、前述の通り非常に激しかった私のいびき。

正直、これが指輪程度で治るものか？と思いましたが、とりあえずつけて寝てみることに。

初日は以下の通り、むしろ激しいいびきです（笑）

まあこんなものかなと思いましたが、説明書をよく見ると、「最低でも１５日間つけないと効果を示さない」と書いてありました。

ならばとつけ続けて、いびきを観測してみることに。

そして３日後。おや？スコアが下がっているではありませんか。

しかし、何か別の影響かもしれません。ここで効果ありと判断するのは早計。さらに経過を見守ることに。

いびきリング開始から５日後です。

やはりいびきスコアが低くなっています。これはもしや・・・。

そして１週間後。

おお！いびきスコアが２４！しかも激しいいびきが１分！かなり改善しているではありませんか。

さらに、傾向を分析してみました。

左がいびきリング使用前の４月の平均いびきスコア、右が使用後の５月のいびきスコアです。

平均５５くらいだったものが、４０を下回っているのが分かります。

続いて、”喧噪・激しいいびき”の占める割合です。

こちらも１８％が１１％に減少しました。

さらに、”激しいいびき”のみの割合も見てみました。

こちらは６％が２％にまで減少しています。

また、喧噪・激しいいびきの録音を聴いてみたところ、今までの獣の唸り声のようないびきが、「クークー」という大きめの寝息程度に変わったことが分かりました。

このデータから、明らかにいびきを軽減できたと言えます。

まとめ

いびきリングの効果＆メリットまとめです。

いびきリング使用から１週間ですが、私に対しては明らかに効果がありました。

説明書による効果発揮期間である１５日続けるとで、もっといびきが減っていくのかもしれませんが、現状とても満足しています。

いびきが少なくなったことで、寝覚めの爽快さを感じるようになりました。いびきは睡眠の質を下げるもののようです。

いびき防止グッズはいろいろありますが、ランニングコストがかかるものや、装着にストレスがあるものが多いと思います。

そんな中で、このいびきリングはどちらのデメリットもなく使用ができるので、オススメと言えます。（効果には個人差があるとは思います）

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